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こんにちは!ダンダダンデザイン のダン睦です☺️

今日は“デザインを良くする「修正依頼」の出し方” についてお話したいと思います。

 

「なんか違う…でもどう言えばいいか分からない」
デザインを見て、そんなふうに感じたことはありませんか?

実は、“修正の伝え方”ひとつで、仕上がりの完成度は大きく変わります。
今回は、デザイナーとクライアントのすれ違いを減らすために、「伝わりやすい修正依頼」の出し方をやさしくまとめました。

🗣️ まず大前提:「悪いことを言ってるわけじゃない」

「修正をお願いするのは悪い気がする…」ーーそう感じる方は意外と多いです。

でも本来、修正は“より良くするための共同作業”。
私たちデザイナーも「もっと良くしたい」と思っているので、気づいたことは、遠慮なく伝えてもらえるのが一番ありがたいです。

ただし――伝え方には、ちょっとしたコツがあります。

🎯 コツ①:「感情」より「目的」で伝える

NG:「なんか違う」
OK:「もう少し明るい印象にしたい」「文字が少し読みにくいかも」

「なんか違う」だけだと、方向がつかみにくく修正が迷子になりがちです。
でも、“どんな印象にしたいか”を添えるだけで、ぐっと伝わり方が変わります。

ポイントは、「感情」よりも「目的」ベース。
たとえば、

「優しさを出したい」「信頼感を強めたい」「若い層にも伝わるようにしたい」

と伝えると、デザイナーはそれを踏まえて的確に調整できます。

📸 コツ②:言葉で伝えにくいときは“画像”で補う

「この雰囲気が好き」「この余白感がいい」
そんなときは、参考画像を添えるのが最短ルート。

 

スクリーンショットやPinterestのピンでも十分です。
「この色味」「この文字の抜け感」「この写真の明るさ」など、

具体的なビジュアルがあると、再現性が一気に上がります。

🕊️ コツ③:気になる点は“まとめて”伝える

3回に分けて「ここも」「あ、やっぱりこっちも」と送るより、
1回で整理して伝える方が効率的でズレも減ります。

 

たとえば、こんな感じ👇
1️⃣ 見出しの文字を少し太く 2️⃣ メイン写真を明るめに 3️⃣ ボタンの位置を中央寄せに

この「3点方式」でまとめるだけで、修正のやり取りがぐっとスムーズになります。

💡 コツ④:「どう直すか」より「どう見せたいか」

「このボタンを青にして」ではなく、
「もっと信頼感を出したい」「落ち着いた印象にしたい」など、
“目的”を伝えるのがおすすめです。

色や形の指定よりも、“どんな印象を届けたいか”を共有してもらう方が、
構成・余白・写真トーンなどを含めて、より的確な提案ができます。

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🌿 まとめ:「修正」は“センス”より“会話”で変わる

デザインの仕上がりは、「伝え方」ひとつで大きく変わります。
大切なのは、「違う」ではなく「どうしたいか」を共有すること。

目的をすり合わせながら進めると、
ただの修正時間が“ブラッシュアップの時間”に変わります。

言葉にしづらいときは、「いい感じにしたい」で大丈夫。
その“いい感じ”を一緒に形にしていくのが、デザイナーの仕事です。

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